育休主夫観察記録

ワガママ妻のため長期育休を取り専業主夫になったオットを見つめるブログ

義母の取扱い規約


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キクラゲと根菜の甘酢炒め、ひじきの梅煮、栃尾の油揚げ

授乳期なので鉄分豊富なものをリクエストしたところ、意外とひじきやキクラゲ、油揚げがいいんだとか。

 

先日ツマ母がムスメに会いに来た。

主夫君が寝不足で限界そうだったので、母に頼んで泊まってもらい、主夫君には代わりにビジネスホテルに泊まってもらった。

一日でも朝までぐっすり眠れて気分転換になっただろうか。

かえって事前に掃除したり、ツマ母を送迎したり、時間ギリギリまでムスメと遊びたがるツマ母に気を遣って疲れさせてしまっただろうか。

 

主夫君は出産前に読み込んでいた育児本に

「妻のために義理母(夫の母)をブロックせよ!!」

という文言を気にかけており、一生懸命ブロックしようとしてくれている。

そもそも主夫君母さんはブロックが必要な方ではないのだが、主夫君はかなり気にしてくている。

まぁ古代より嫁姑問題からあるものだから、育児本が熱を込めてアドバイスるのもわからなくはない。

では主夫と義理母はどうなのだろうか。

女対女ではないから、こじれにくい?

関係性は変わらないから、やっぱりトラブルのもとになりやすい?

これから主夫がもっと増えたら、嫁親とのつきあい方についてブログや知恵袋や発言小町2ちゃんねるやらで悩みを吐露する人たちか増えるのだろうか…?

 

ツマ母は攻撃的なタイプではないし、彼女自身もこの点を気にして訪れているので大丈夫かなぁと思っているが、嫁姑のケースなら、こんな考え方の夫は大批判されるかもしれないな、とも思う。

ツマ母が掃除機をかけてくれたのだが、主夫君が変に気に病まないように黙っていてほしいと頼んでおいた。

が、話の流れでポロっと掃除機をかけたと話してしまったツマ母。

ツマのブロック力はまだまだ低い…。

 

ちなみに、別の日に主夫君の会社の同僚が来てくれて、主夫君は久々に外食にいった。

その日の方が晴れ晴れとした顔で帰ってきたので、育児や専業主夫(主婦)の息抜きにはやはり肉体的なものだけでなく、精神的なものも大事なんだなぁと改めて感じた。

でも主夫君に友達に会いに行ってきたら、といっても気を遣ってなかなか行かないだろうから、主夫君の友達がどんどん遊びに来てほしい。笑

 

子じまん

ムスメのうっすら髪のはえた頭はベルベットのような手触りで、いつまでも撫でていたくなる。

 

主夫くんは普段自分のことを強くアピールしたり、自慢話をすることがない。

しかしムスメが絡むと違うようで、

「普通の赤ちゃんとはちょっと違うくらいかわいい」

と真顔で言ってのけたりする。

主夫君がつけたムスメの名前も、友人達に誉められた、と誇らしげに教えてくれた。

 

そんな主夫君はムスメのことをさん付けだったり、"ムスメ先生"と呼んだりする。

もう少し大きくなってきたらどのように変化するのだろうか。

 

男性のなかには生まれてしばらくは赤ちゃんの反応もあまりないので、なかなかかわいいと思えない人もいるらしい。

幸い主夫君はムスメの一挙一動を眺めては楽しそうにしている。

プロラクチンがでなくて辛いだろうに、夜中の授乳にも毎回付き合ってくれている。

 


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里芋とほうれん草のゴマ和え、ピクルス、大根とこんにゃくのカレー味炒め。

ツマは手抜きで冷凍の里芋しか使ったことがなかったので、初めてでも果敢に生の里芋に挑戦する主夫君を尊敬した…。

ちなみに納豆、主夫君がよく好んで食べると言う大根おろしダレのもの。

こんな商品あったんですね。異なる食事文化に触れるのはいつも楽しい。

お値段以上


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豆腐のもやしあんかけ、鶏肉と根菜の甘酢炒め(適当に命名)。

レシピをどうやって決めてるの、と聞くと、 クックパッドでにたようなレシピを2、3見繕って、あとは特売やおつとめ品で買ってきた野菜を勝手にアレンジして入れる。

とのこと。

もうベテラン主婦やんけ!

以前は買い物のときに数十円の差なんかどうでもいい、とよく言っていたけれど、最近はしっかり値段を見て買っている気がする。

アレンジがいいのか選択眼がいいのか、おつとめ品でもどれも美味しい。

 

最近のムスメは昼間泣き虫だ。

ダッコから降ろすとすぐ起きて泣いてしまう。

夜は三時間くらいしっかり寝てくれるからまぁ、いいか…。

ばぁちゃんメシ


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主夫君実家から食糧支援。

主夫君おばぁちゃんがたくさんのおかずと炊き込みご飯を持ってきてくれた。

これで主夫君も数日くらい、楽できたかな。

どれもとても美味しかった。

豆を甘く煮込んだおかずは主夫君の実家では定番だったらしい。ツマ実家では豆系のおかずはあまりなかったので斬新だった。

いつかムスメにもひぃばあちゃんの味を食べさせてあげられたらいいなぁ。

 

ムスメは新陳代謝がいい。

朝ついた傷が夜には消えている。

若いって、すごい…。

進化


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豆乳キッシュ風卵焼き(あるいは卵焼き風キッシュ)

 

この一週間で主夫君がまた一回り頼もしくなった。

ムスメのギャン泣き対応を積極的に引き受けてくれる。

今までもイヤとは言わなかったけど、ギャン泣き中はどうしたらいいかわからない、といった感じで無言だったりちょっと疲れた声音であやしていた。

それが今はグズるとすぐに「あやしてくるよ」とムスメをさっと抱えにきて、根気よくあやし続けてくれる。

ムスメの毎日の成長もすごいが、主夫君の変化もものすごいと思う。

 

一方で変わらず授乳とおひなまきの下手なツマがいる……。

怪我の功名


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根菜のトマト煮とデリ風サラダ。

ごはんと味噌汁の位置がおかしいのはご愛嬌。

デリ風サラダはかぼちゃを入れるはずだったけど、調理中に盛大にこぼしてダメにしてしまった…としょんぼりしていた。

でもこれはこれでさっぱりして美味しかったし、後日かぼちゃを追加投入したら味がまろやかに変わってまた美味しかった。

作りおきを食べ続ける上でかえって大成功だったかも。

 

根菜が多いんだね、好きなの?と聞くと、授乳期にいいから、だそうだ。

ツマはカフェインとらなきゃいっか、くらいにしか考えていないと言うのに、主夫君はやはり授乳期によい食べ物・悪い食べ物をしっかりチェックしているようだ。

ちょっとずつ慣れる


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ヤギチーズをふんだんに使ったカルボナーラ

 

イクメン初日の主夫君、夜中はムスメのちょっとしたグズり声にも反応し、あまり眠れなかったようす。

次の日、たまたま友人から第2子出産報告うけた主夫君、

「喉元すぎればもう一回このしんどさを体験してもいいって思えるもんなのかな…。」とポツリ。笑

 

そんな主夫君も一週間たった今では

「ちょっとグズってるくらいなら大丈夫」

と言うくらいには、慣れてきたようす…。

二人ともムスメの生活パターンにはまだまだ振り回されまくりだけど。

 

深夜ツマの眠気ピーク時には冷蔵母乳やミルクをあげてくれたり、手が離せないときあやしてくれたり、ムスメの鼻水吸いとってくれたり。

やっぱり二人で育児できて本当によかったなぁと思うことが多々。

 

あくびをしながらごはんと洗濯と掃除もしてくれる。ツマも早く回復して手伝わなくては。